自閉症スペクトラム障害の行動特徴②(クレーン現象)
自閉症スペクトラム障害児者の特徴としてクレーン現象があげられることがあります。
クレーン現象そのものは自閉症スペクトラム障害児者でなくても年少児の間は使用します。ですが自閉症スペクトラム障害児者特有のクレーン現象の特徴があります。以下が両者の違いです。このように発語がない子供は使用することがありますが、自閉症スペクトラム障害児は他者とアイコンタクトせずに、手を引っ張っていくだけに終始することが多いです。また、定型発達児は他者の手をもって絵本の絵を指させる等、共同注意等の役割を持っていますが自閉症スペクトラム障害児では見られることが少ないです。